長年にわたりiOSの高いシェア率を誇ってきた日本市場だが、今回の価格改定を機に「Androidへの乗り換え」を具体的に検討する動きが広がっている。
その筆頭が、GoogleのPixelシリーズや、SamsungのGalaxy Aシリーズ、さらにはXiaomiやOPPOといったアジア系メーカーのミドルハイゾーン製品だ。10万円を切る価格帯でありながら、日常の動作は極めて快適で、カメラ性能やバッテリー持続時間においてもフラッグシップ機に肉薄する体験を提供するモデルが目立つ。
「LINEと写真、少しの動画視聴くらいなら、10万円以下のAndroidで必要十分」と判断する層が増加しており、特に学生を持つ親世代の間でその傾向が顕著だ。AirPodsやApple Watchなどの「エコシステム」による強力な囲い込みはあるものの、背に腹は代えられない経済的現実が、長年のiOSバリアを切り崩し始めている。