現在、レッドレーベルを取り扱うショップは、全国の主要都市における有名百貨店(伊勢丹、高島屋、大丸、阪急など)や、ルミネ・パルコをはじめとする感度の高いファッションビル、そして路面コンセプトショップを中心に展開されています。
実際の店舗を観察すると、かつてのアングロマニア統合以降、店内の内装や什器には環境負荷の低いリサイクル素材が積極的に採用され、落ち着いたシックな空間へとアップデートされています。スタッフのスタイリング提案も、全身をパンキッシュに固める提案ではなく、上質なテーラードジャケットにスニーカーを合わせたり、変形カーディガンのインナーにミニマルなカットソーを差し込んだりと、現代の都会的なライフスタイルに馴染む提案が徹底されています。
ネット通販で手軽に購入できる時代だからこそ、現場のフィッティングで感じられる「立体裁断の着心地」は圧倒的です。ハンガーにかかっている状態では独特なアシンメトリーに見える服が、実際に袖を通した瞬間に美しいドレープを描き、身体のラインを驚くほど立体的に細見えさせる構造は、ヴィヴィアンのパターン技術がライセンスチームに正しく継承されている動かぬ証拠です。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
ファッションのプロフェッショナルとして、レッドレーベルを自信を持っておすすめできる人と、購入に際して慎重になるべき人の基準を客観的に提示します。
【おすすめできる人】
- 周囲と同じ無難なコンサバ・量産型ファッションから脱却し、さりげなく個性を主張したい人
- 体型をきれいに見せてくれる立体裁断や、構築的なテーラリングのジャケットを探している人
- 英国トラッドやチェック柄が好きで、なおかつ少しエッジの効いた遊び心を日常に取り入れたい人
- ヴィヴィアンの世界観をリスペクトしつつ、日本の気候や日常の扱いやすさを重視したい人
【慎重になるべき人】
- オーブマークやブランドネームの露出だけを目的に服を選ぼうとしている人(着こなし次第で主張が強くなりすぎるリスクがあります)
- 完全な英国インポートのランウェイピースや、一点物のクチュール感のみを求めている人
- 自宅でのイージーケアのみを求め、立体縫製やウール製品の適切なメンテナンスを避けたい人