国際大会やU-18カテゴリで主流となった「7回制(7イニング制)」を、日本の甲子園でも採用すべきか否か。2026年の野球界で最も熱く議論されているのがこのテーマだ。
推進派が挙げる理由は明確である。試合時間の短縮、投手の球数管理の容易化、そして猛暑下での選手への負荷軽減。実際、地方大会の一部では7回制の試行が始まっており、現場の指導者からも「接戦が増えてゲーム展開がスピーディーになる」と好意的な意見が上がる。
一方で、慎重派の想いも根強い。「9回裏2アウトからの逆転」に象徴される劇的なドラマ性こそが甲子園の真髄であり、回数を減らすことは歴史の断絶につながるという危惧だ。高野連による議論は続いており、ファンを巻き込んだ大きな波紋を呼んでいる。