かつて韓国のトイレと言えば、「使用済みのトイレットペーパーは備え付けの大きなゴミ箱へ捨てる」のが絶対的なルールだった。配管が細く、紙の質も解けにくかったため、そのまま流すと詰まりの原因になったからだ。しかし、政府主導の法改正や行政の呼びかけにより、水洗トイレ設備の近代化が一気に加速した。
現在、主要な駅構内や大型商業施設、大手チェーンのカフェなどでは、日本と同じ感覚でペーパーをそのまま流せる場所が主流となっている。ただし、築年数が経過したビルや個人経営の飲食店では、依然として大きなゴミ箱が設置されているケースも珍しくない。個室に入ったら、まずは便器の横にゴミ箱があるか、あるいは「紙を流さないでください」という案内がないかを確認する癖をつけたい。