カントリーロード英語歌詞と和訳|ジブリ版との決定的な違いと真相

カントリーロード英語歌詞と和訳|ジブリ版との決定的な違いと真相

カントリーロード英語歌詞と和訳|ジブリ版との決定的な違いと真相を徹底追究! 読者が気になる 情報と解説を分かりやすく展開します。

名曲の誕生にまつわる歴史を遡ると、熱心な音楽ファンの間でも意外と知られていない衝撃的な事実がいくつも浮かび上がってきます。

1. 作詞家ビル・ダノフはウェストバージニアに行ったことがなかった

「ウェストバージニア、マウンテン・ママ」という印象的なフレーズを生み出した作詞家のビル・ダノフ(Bill Danoff)と妻のタフィー・ニバート(Taffy Nivert)は、この曲の着想を得た際、ウェストバージニア州の地を踏んだことすらありませんでした。

彼らが車を運転していたのは、メリーランド州ゲイザースバーグ近郊を通るクロッパー・ロード(Clopper Road)でした。曲がりくねった美しい木立の風景を眺める中で「Country Roads」という言葉が浮かび、語感とリズムがぴったりハマる州名を探した結果、4音節の響きが完璧だった「West Vir-gin-ia」が選ばれたのです。その後、ワシントンD.C.のクラブ「ザ・セラー・ドア」で共演したジョン・デンバーにこの未完成のスケッチを聴かせたところ、デンバーが熱狂。3人で夜を徹して歌詞を仕上げ、1971年4月にリリースされるや全米を席巻する大ヒットとなりました。

地理的な厳密さよりも、詩的な響きと「誰の心にもある原風景」を優先させた創作活動。それゆえに、この歌は特定の地域を超え、世界中のリスナーが自身の心の故郷を投影できる普遍性を獲得しました。なお、ウェストバージニア州議会は2014年、この楽曲を正式に同州の公式州歌に指定しています。

2. ジブリ版の着想源はオリビア・ニュートン=ジョンのカバー版だった

『耳をすませば』の冒頭シーンで流れる「Take Me Home, Country Roads」は、ジョン・デンバーの原曲ではなく、1973年にイギリス出身の歌姫オリビア・ニュートン=ジョンが透明感あふれる歌声でカバーしたバージョンです。

制作当時、スタジオジブリのスタジオ内で流れていたカセットテープの中にこのオリビア版があり、プロデューサーの鈴木敏夫氏や宮崎駿氏の耳を捉えました。のちに宮崎監督は、映画の導入部で大都市・東京の近代的な夜景をバックにオリビアの爽快なボーカルを響かせ、後半では主人公が多摩の団地で自立の日本語詞を紡ぐという、鮮烈な対比構造を計算し尽くして楽曲を配置したのです。

佐藤 大輔
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佐藤 大輔

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