大浴場での湯浴みとは別に、カップルや子連れファミリーから絶大な支持を集めているのが草津ナウリゾートホテル貸切露天風呂です。この貸切露天風呂は、単に小さなお風呂を貸し切る一般的なスタイルとは一線を画しています。
浴槽の手前に広々とした「和室の座敷リビング」が完備されており、脱衣所としての機能だけでなく、湯上がりに畳の上で大の字になって寛げる専用ラウンジとしての設計が施されています。源泉には草津温泉の中でも最も湯量が豊富で高温、かつ強酸性(pH約1.6)を誇る万代鉱源泉が惜しみなく注がれており、肌がピリッと引き締まるような本物の名湯を完全プライベートな空間で満喫できます。檜造りの湯船や重厚な岩風呂など趣の異なる複数の湯処が用意されており、冬季には雪見風呂が楽しめる点も魅力です。
一方で、実際の宿泊記まとめから浮き彫りになった課題も存在します。それは「利用時間枠の短さ」です。貸切風呂の利用枠は1回あたり45分間(プランにより一部延長あり)に設定されているケースが多く、「服を脱ぎ、強酸性の強い湯でしっかり温まり、体を洗って髪を乾かし、さらに和室で一服するには45分はあまりにも短すぎる」という本音の吐露が散見されます。
特に髪の長い女性や小さな子どもを抱える家族の場合、入浴前後の身支度だけで20分近く消費してしまうため、湯船に浸かる時間が慌ただしくなりがちです。また、人気の時間帯(16時〜21時)は予約が殺到し、当日チェックイン時の申し込みでは希望枠が埋まっている事態も珍しくありません。貸切露天風呂を満喫したい場合は、あらかじめ貸切風呂の利用特典が含まれた宿泊プランを事前予約しておくことが絶対条件となります。