華やかなデザインスクールのイメージが先行しがちですが、入学後のギャップで悩まないために知っておくべき現実もあります。
第一に、制作課題の量とスケジュール管理の厳しさです。特にインテリア科の図面・模型制作やデザイン科の作品講評会前には、放課後の居残り作業や自宅での追い込みが連続することがあります。「絵を描くのが好き」という曖昧な憧れだけで入学すると、提出期限に追われて精神的な負荷を感じるケースも見受けられます。
第二に、「中学校の美術で5を取っていないと合格できないのか」という誤解です。実技試験や作品選考は確かに重要ですが、都立入試である以上、国語・数学・英語などの学科試験や調査書点(内申点)の配点比率も決して低くありません。実技の練習に偏りすぎず、中学校の教科の勉強を疎かにしない堅実な受験対策が求められます。