王子が岳は、花崗岩の巨岩・奇岩が露出する独特の山肌と、穏やかな瀬戸内海に浮かぶ島々が織りなす多島美を同時に堪能できる希少なビュースポットです。晴天時には遠く四国山地まで見渡せ、夕暮れ時には水面が黄金色に染まる瀬戸内海屈指の絶景夕日が広がります。
この地にまつわる名前の由来と伝説には諸説あります。古くは百済から渡来した王族の8人の王子がこの山に住み着いたという伝承や、平安末期から鎌倉期にかけての皇族・落人伝説にちなむとされる説など、歴史の深さを感じさせるエピソードが地元誌『児島町史』等にも記録されています。
行政区分としては玉野市と倉敷市児島に跨がっており、両市が連携して観光基盤の整備を進めてきました。山頂エリアには「玉野市 王子が岳パークセンター」が設置されており、休憩スポットや情報発信の拠点として観光客に親しまれています。