宿泊予約サイト「じゃらんnet」や大手口コミプラットフォームに残された利用者の投稿を精査すると、コートホテル新潟に対する評価は、利用目的や個人の価値観によって鮮明なコントラストを描いていました。
絶賛されていた要素の筆頭は、なんといっても新潟産コシヒカリをふんだんに使った朝食ビュッフェです。宿泊客のレビューには「米の炊き加減が絶妙で、朝から何杯もおかわりしてしまった」「派手さはないが、ご飯のお供が充実していて満足度が高い」といった手放しの称賛が並びます。さらに、万代シテイのバスセンターや繁華街まで歩いてすぐというロケーションも、「夜の飲食に困らない」「ライブ遠征の拠点として最高」と熱烈な支持を得ていました。
一方で、手厳しい指摘が集中していたのが客室のハードウェアです。「ユニットバスの段差が高く、排水管からの臭気が気になった」「エアコンの温度調整が一括管理で、季節の変わり目に快適な室温を保てない」「コンセントの数が少なく、ベッド枕元でスマートフォンを充電できない」といった、現代のデジタルライフスタイルと乖離した設備状況に対する不満が散見されました。専用駐車場がなく、車で来館した際に提携コインパーキングを探し回る手間にストレスを感じたという声も少なくありません。
つまり同館は、「ハードの古さには目をつぶり、価格の安さと立地・食事を最優先するリピーター」に深く愛されていた反面、「清潔感や近代的な快適性を第一に求めるライト層」からは敬遠されやすいという二極化を抱えていたのです。