木村拓哉といえば、デニムやレザーアイテム、ヴィンテージのバイクやアメカジカルチャーに対する深い造詣で知られる。この本物志向のセンスもまた、父・秀樹氏の影響が色濃く反映されている分野だ。
流行を安易に追うのではなく、時代を超えて価値を持ち続ける本物の素材や職人の手仕事に惚れ込む感性。父が愛したインテリアや生活道具、自然に対する敬意は、木村拓哉自身のライフスタイルやファッション哲学と見事に共鳴している。ドラマの現場や役作りにおいて見せる妥協のないプロフェッショナリズムは、父から受け継いだ「男の美学」そのものと言えるだろう。