風光明媚な東郷湖の湖畔に広がり、どこか南国を想起させるユニークな名称で全国的な知名度を誇る鳥取県の「はわい温泉」。どこかノスタルジックな温泉情緒と雄大な自然景観が調和するこの温泉地は、湖上に浮かぶ唯一無二の露天風呂や山陰屈指の冬の味覚・松葉ガニを求めて、年間を通じて多くの旅行客が足を運んでいます。
名前に込められた意外な歴史から、2026年最新の宿泊トレンド、日帰り入浴の楽しみ方まで、旅を何倍も充実させるための現地情報を多角的な視点から紐解きます。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】- 要点1:旧羽合町の歴史と南国リゾートの願いを込めた名称であり、東郷湖底から湧き出る上質な塩化物泉が特長
- 要点2:湖上露天風呂を備える「望湖楼」をはじめ、松葉ガニや露天風呂付き客室が自慢の旅館が高評価を獲得
- 要点3:無料の足湯スポット巡りや東郷湖周辺の絶景巡りなど、日帰りから連泊まで多彩な過ごし方が可能
【なぜ鳥取にハワイ?】はわい温泉の名前の由来と歴史的背景
初めてその名を聞いた人の多くが「なぜ鳥取県にハワイがあるのか」と疑問を抱きます。この個性的な名称のルーツは、かつてこの地にあった鳥取県東伯郡羽合町(はわいちょう)に由来します。もともと漢字で「羽合温泉」と表記されていましたが、1998年に観光振興と親しみやすさを狙って平仮名の「はわい温泉」へと対外的な表記を統一しました。
羽合温泉の開湯は1866年(慶応2年)、東郷湖の湖底から湧き出る温泉を地元の農民が発見したことに始まります。その後、湖畔の埋め立てや掘削が進み、山陰を代表する一大温泉街へと発展を遂げました。2004年の町村合併により現在は「湯梨浜町(ゆりはまちょう)」の一部となりましたが、温泉名としての「はわい」は今なお色褪せないブランド力を保ち続けています。
泉質は、無色透明のナトリウム・カルシウム―塩化物・硫酸塩泉。塩分を含んでいるため保温効果が極めて高く、「湯冷めしにくい美肌の湯」として親しまれています。神経痛や筋肉痛の緩和はもちろん、疲労回復や冷え性の改善にも優れた効能を発揮します。
【おすすめ旅館ランキング】湖上に浮かぶ名宿「望湖楼」と人気宿の実力
東郷湖の美しい水辺を取り囲むように、それぞれ独自の魅力を持った個性派旅館が立ち並びます。宿泊者の口コミや満足度調査でも常に上位にランクインする人気宿の魅力を整理しました。
1位:望湖楼(ぼうころう)
はわい温泉のシンボルとも言える老舗宿です。最大のハイライトは、宿から架け橋を渡った湖上に佇む日本唯一の「湖上露天風呂」。まるで湖面と一体になったかのような圧倒的開放感を味わえます。名物の「温泉たまご作り体験」や、刻一刻と表情を変える湖の夕景を望む客室の滞在満足度は非常に高く、宿泊記やレビューでも絶賛の声が絶えません。
2位:千年亭(せんねんてい)
湖に突き出た岬に建ち、三方を湖に囲まれた抜群のロケーションを誇ります。自家源泉掛け流しの湯と、湖面スレスレの目線で浸かる露天風呂が自慢で、静寂の中で水鳥の羽ばたきや波の音に癒やされる贅沢な時間を過ごせます。
3位:羽衣(はごろも)
落ち着いた和の風情と細やかなおもてなしが評判の宿。プライベートな空間を重視した露天風呂付き客室が充実しており、カップルや記念日利用の旅行者から厚い支持を集めています。