Q1:歯科矯正をすれば誰でも横顔のEラインが綺麗になりますか?
A1:すべての人が同じように変化するわけではありません。出っ歯や受け口など、歯の位置が原因で口元が突出している場合は劇的な改善が期待できます。しかし、元々鼻が低い骨格や下顎の骨自体格差が大きい場合は、歯列矯正単独でのEライン形成には限界があり、外科矯正(骨切り手術)の併用が必要になるケースもあります。
Q2:大人になってからの歯科矯正で「頬がこけた」と感じる人がいるのはなぜですか?
A2:主な要因は2つあります。1つ目は矯正中の痛みや装置の違和感により硬いものを噛まなくなり、咬筋(エラの筋肉)が一時的に衰えて細くなること。2つ目は前歯の後退によって口元のボリュームが減少し、骨格本来の凹凸が強調されることです。筋肉の衰えであれば、保定期間中に通常の食生活へ戻ることで自然と回復していきます。
Q3:マウスピース矯正で失敗しないための最も重要な注意点は何ですか?
A3:1日22時間以上の装着時間を厳格に守ること、そして重度の抜歯症例や骨格性の不正咬合を無理にマウスピース単独で治そうとしないことです。精密な3Dシミュレーション通りに歯が動くとは限らないため、必要に応じてワイヤー矯正への切り替えやリカバリー処置ができる経験豊富な歯科医師を選ぶことが不可欠です。