作画や構成の難点も、酷評の火に油を注いだ。戦闘シーンにおけるスピード感や個性的でエッジの効いた作画スタイルは、クリエイターの挑戦的なアプローチであったことは間違いない。しかし、あまりにも展開が急速でカット割りが目まぐるしいため、画面上で誰が誰と戦い、何が起きているのかを瞬時に視認するのが難しかった。
特に初見の視聴者にとっては、キャラクター同士の関係性や目的すら見失いがちになる構造だった。情報量が圧縮されすぎた結果、映像美や意欲的な演出表現が「雑な作画」や「意味不明な構成」と受け取られてしまったのは、あまりにも惜しい誤算だったと言える。