セルフ処理で最も恐れられるのが、処理後2〜3日目に訪れる耐えがたい痒みとチクチク感だ。原因は極めてシンプル。一般的なT字カミソリで毛を斜めに鋭角切断してしまうと、断面が刃物のようになり、皮膚に突き刺さるからである。
この問題を解消するのが、近年のメンズグルーミング市場を牽引する専用ボディシェーバーだ。代表格であるパナソニック株式会社の「ボディトリマー」シリーズは、刃の先端が丸みを帯びたラウンド形状を採用しており、デリケートな肌を挟み込まない安全設計と、毛の断面を直角に近くカットする構造を両立している。長さを細かく段階調整できるアタッチメントを使えば、すきバサミ感覚で自然な毛量調整が可能だ。
さらに、ドイツの老舗ブランドであるブラウン(BRAUN)も、独自のスキンシールド技術を搭載したボディグルーマーを展開。シャワーを浴びながら手軽に使える完全防水設計で、肌への摩擦を最小限に抑えながらスピーディなトリミングを実現している。
セルフケアを行う際は、必ず入浴後の毛が柔らかくなった状態で、毛の流れに沿ってトリマーを滑らせる。カット後は、アルコールフリーの低刺激ローションやワセリンで念入りに保湿を行うこと。この基本工程を遵守するだけで、不快なチクチク感は劇的に軽減される。