韓国でこのブームの火付け役となったのは、老舗医薬品メーカーとして知られる広東製薬だ。同社が投入した「広東とうもろこしのひげ茶」は、国民的大女優であるチョン・ジヒョンをCMイメージキャラクターに起用したことで爆発的なヒットを記録。それまで渋いイメージが強かった韓国伝統茶の市場を一変させ、韓国の清涼飲料水業界に空前の「ひげ茶ブーム」を巻き起こした歴史的商品である。
日本国内においても、総合ECモールのQoo10などを通じて手軽に個人輸入や国内配送商品が手に入る環境が整っている。広東製薬のボトリング製品は香ばしくすっきりした喉越しが特徴だが、最近では自宅で大容量を作れるティーバッグタイプや、有機栽培(オーガニック)にこだわった韓国ブランドもQoo10の売れ筋上位を占める。手軽さを取るならPETボトル、コスパと味の濃さを追及するなら煮出し・水出し用ティーバッグと、ライフスタイルに合わせた使い分けが主流だ。