「タダダッタッター(I'm lovin' it)」の象徴的なサウンドロゴだけでなく、マックCMを語る上で欠かせないのが選曲センスの卓越さです。放映がスタートするやいなや、音楽検索アプリやSNSで「このマクドナルドCMソングの原曲は何?」とトレンド入りを果たすケースが後を絶ちません。
特に近年のマックCM曲では、1990年代から2000年代のJ-POPクラシックやシティポップの名曲を大胆にリバイバル・カバーする手法が定着しています。往年の大ヒットナンバーを現代風のアコースティックアレンジやポップなエレクトロサウンドに再構築し、人気アーティストや出演キャスト自身が歌い上げる演出は、親世代には深いノスタルジーを、デジタルネイティブ世代には新鮮なトレンドミュージックとして響きます。
映像のカット割りと完全にシンクロするテンポ感、そして商品の魅力や青春の甘酸っぱさを引き立てる歌詞の親和性が、短尺の動画広告であっても強烈なエンゲージメントを生み出す原動力です。