世界的な情勢不安が広がるなか、日本人が海外へ渡航する際には「日本と同じ感覚」を完全に捨て去る意識改革が必須です。渡航前および滞在中に徹底すべき基本原則を確認しておきましょう。
まず、外務省の安全情報配信サービス「たびレジ」への登録は必須です。滞在先の緊急情報や治安急変時の連絡がリアルタイムで届くだけでなく、有事の際の安否確認にも直結します。また、現地の危険地域(治安悪化エリアやスラム街)の位置情報を事前に把握し、徒歩での移動を避けてホテル手配の車両や信頼できる送迎サービスを利用することが鉄則です。
さらに、万が一強盗に遭遇した場合は「絶対に抵抗せず、要求された金品を差し出す」ことが生存率を高める唯一の行動規範です。銃器や刃物を所持している相手を刺激することは、即座に致命的な結果を招きます。貴重品は分散して所持し、高価な装飾品やブランド品を身につけない「目立たない工夫」が最大の防犯になります。