野球場を作る際、すべての基点となるのがホームベースです。球場建設やグラウンド整備におけるホームベースの設置方法と測り方には、厳密な幾何学的ルールが存在します。
本塁の尖った頂点(90度の角度部分)はバックネット方向を向き、直角を挟む12インチの2辺の延長線がそのまま一塁側・三塁側のファウルラインになります。一塁と三塁のベースは「ファウルラインの内側」に収まるように設置されますが、ホームベースだけは「ファウルラインがベースの裏側の頂点で交わる」ように埋設されます。
この正確な頂点から、二塁ベースの中心後端、さらには投手板の前面までの距離(18.44m / 60フィート6インチ)が精密に測定されます。ホームベースは単なる踏み台ではなく、ダイヤモンド全体を正確に成立させるための絶対的な基準点(原点)なのです。