国立代々木競技場でイベントやライブを鑑賞する際、第一体育館と第二体育館では構造が大きく異なります。それぞれの座席レイアウトと視界の特徴を把握しておくと、当日の持ち物や心構えが明確になります。
第一体育館は、細長い楕円形の形状をしており、大きく「アリーナ席」と「スタンド席(1階・2階、北側・南側・渋谷口側・原宿口側)」に分かれます。内部に視界を遮る柱が1本もないため、スタンド席の後方からでもステージ全体を綺麗に見渡せるのが大きな魅力です。ただし、ステージが原宿側に設置される一般的な「エンドステージ構成」の場合、渋谷側のスタンド2階席後方はステージまでの直線距離が約100メートル以上離れます。推しの表情までしっかり肉眼で捉えたい場合は、8倍〜10倍以上の高倍率双眼鏡を持参するのがベストです。アリーナ席はフラットな床面にパイプ椅子を並べる形式が多いため、後方ブロックの場合は前の人の身長によって見えづらくなることもあり、厚底スニーカーなどの靴選びが役立ちます。
一方の第二体育館は、完全なすり鉢状の円形ホールです。フロア中央にリングやステージを組むセンターステージ形式はもちろん、片側にステージを設ける場合でも、スタンド席最上段からフロア中央までの距離が非常に短く設計されています。スタンド席のどこに座ってもステージ上の熱量がダイレクトに伝わり、演者の細かなパフォーマンスや表情までくっきりと確認できます。「どの席が当たっても神席になりやすい」と言われるほど、見え方の満足度が高い会場です。