レプロエンタテインメントを語るうえで、「社長のお気に入り」「贔屓」というキーワードがネット検索の上位に浮上し続ける最大の理由は、同社の極端とも評されたプロデュース集中投資モデルにあります。創業以来、限られた有望株に対してリソースを一点集中させ、短期間でトップスターへと育成する手法が採られてきました。
ネット上のコミュニティや週刊誌報道で頻繁に「お気に入り」として名前が挙げられてきた代表格が、モデルで女優の内田理央です。彼女が『仮面ライダードライブ』のヒロインに抜擢され、その後ファッション誌『MORE』の専属モデルや多数の連続ドラマへ途切れなくキャスティングされた時期、一部の掲示板やSNSでは「社長に気に入られているから優遇されている」といった根拠のない憶測が飛び交いました。
しかし、番組制作会社幹部やキャスティングディレクターの証言を精査すると、内田理央が重宝された理由は極めてビジネスライクなものでした。現場での対応力の高さ、女性層からの共感を呼ぶSNS発信力、そして何よりスキャンダルリスクの低さが、スポンサー企業から絶大な信頼を獲得していたのです。事務所側がプッシュしたというよりは、制作サイドのオファーと事務所の営業戦略が完全に合致した結果であり、私的な感情による優遇という見方は業界内では否定されています。