Q1:真剣を購入する際、警察の許可や免許、身元調査は必要ですか?
A1:いいえ、一切不要です。ライフルや散弾銃などの「銃砲」とは異なり、教育委員会の「銃砲刀剣類登録証」が付いている日本刀(真剣)であれば、成人であれば誰でも特別な免許や警察の許可なしで購入・所持することが可能です。ただし、購入後20日以内に登録証を発行した都道府県の教育委員会へ「所有者変更届出書」を提出する法的義務があります。
Q2:10万円以下の真剣を購入した後、維持費(ランニングコスト)はいくらかかりますか?
A2:適切な湿度管理がされた室内で保管している限り、日常の維持費は年間1,000円〜2,000円程度です。必要なのは、刀身の酸化を防ぐための「刀剣用丁子油(ちょうじあぶら)」と、古い油を拭き取る「拭い紙(または無蛍光の高級ティッシュ)」、打粉(うちこ)などが入ったメンテナンスキット(初期費用3,000円前後)のみで、2〜3ヶ月に1回程度油を塗り替えるだけで何十年も美しい状態を保てます。
Q3:不要になったり、引っ越しで手放したくなったりした場合、10万円以下の真剣でも売却できますか?
A3:登録証さえ紛失していなければ、全国の刀剣商や古美術商でいつでも合法的に売却(換金)が可能です。ただし、購入価格が8万円だった無銘脇差の場合、買取相場は2万円〜4万円前後(販売価格の3〜5割程度)になるのが一般的です。なお、警察署へ持ち込めば無料で「任意放棄(廃棄処分)」の手続きを行うこともできますが、歴史的文化財を破壊することになるため、まずは刀剣店への買取相談をおすすめします。