大学職員はやめとけ?まったり高給の嘘と2026年の倒産リスク

大学職員はやめとけ?まったり高給の嘘と2026年の倒産リスク

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「実際に働いてみて何に苦しんだのか」――。現役職員の証言や退職者の手記、各種プラットフォームに投稿された生の声を精査すると、求人票の文面からは見えてこない過酷な日常が浮かび上がります。

首都圏の大手私立大学を3年で退職した30代男性は、自著や手記で当時の心境を「まるで終わりのない文化祭の準備と、不毛な根回しに人生を捧げている感覚だった」と吐露しています。特に若手職員を精神的に追い詰めるのが、教員と職員の間にある埋めがたい意識の断絶です。

「どれだけ業務改善を提案しても、教授会で『前例がない』の一言で握りつぶされる。理不尽な叱責を受けても、相手は学会で名の知れた重鎮教授。人事も波風を立てたくないため助けてくれない。陰湿なパワハラやセクハラが隠蔽されやすい土壌がある」(20代・元私立大学職員の告白)

また、学生や保護者への対応も精神的な負荷となっています。SNSやクチコミ掲示板では「今の大学職員はカスタマーサポート窓口に近い」という指摘が散見されます。成績不振による留年への猛抗議、学費免除の要求、さらには人間関係のトラブル解決まで、クレーム処理に追われる窓口担当者は少なくありません。

さらに、大学事務の離職率が表向き低く見える点にも罠があります。離職率の低さは「働きやすいから」ではなく、「他業界で通用するスキルが身についておらず、逃げ場がないから留まるしかない」という後ろ向きな理由が占める割合も大きいのです。閉鎖的な組織の中で人間関係が固定化し、一度パワハラやいじめの標的になると部署異動まで耐え忍ぶしかないという、逃げ場のない息苦しさが現場を支配しています。

鈴木 陽菜
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鈴木 陽菜

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