ファンが最も知りたがっているのは、「結局、あれはどこのブランドなのか?」という点だ。SNS上の特定班による検証は現在もヒートアップを続けている。
現在、有力視されている仮説は3つ存在する。
第1の説は、ハイエンド・リカバリーブランドの特注モデル説だ。近年、ヨーロッパの高級メゾンや最先端のウェルネステック企業が、トップアスリート向けにカーボンファイバーやレアメタルを組み合わせた1本数十万円から数百万円クラスのギアを提供している。過度な光沢を抑えた質感が、この手のハイエンドギアの特徴と一致する。
第2の説は、米国発のカスタムジュエリーブランド。ビバリーヒルズやニューヨークに拠点を置く、NBAやMLB選手御用達のジュエラーが、山本の背番号「18」やイニシャルを極小のダイヤモンドで刻み込んだワンオフ(一点モノ)の作品という見立てだ。チェーンの繊細な編み込みは、職人の完全ハンドメイドであることをうかがわせる。
第3の説は、長年彼を支えてきた日本の精密スポーツメーカーが極秘裏に開発した「次世代プロトタイプ」。海外の舞台で戦う山本のフィードバックを反映し、世界展開を見据えて作られた未発表の最新モデルを先行着用しているという見解だ。いずれにせよ、公式な発表がないことで、ファンの詮索と熱狂はさらに加速している。