ネット上では「都内の道路が終日完全に封鎖される」といった極端な言説が散見されますが、これは正確ではありません。警察当局が都市機能を完全に停止させることは経済的損失の観点からも不可能であり、実際にはピンポイントの動的規制が採用されています。
利用者が知っておくべき最大の盲点は、「首都高速道路のリアルタイム規制解除は予告なく行われる」という点です。警視庁が公表する交通規制情報は「目安」に過ぎず、大統領警備の性質上、安全確保の観点から分単位の通過スケジュールは事前に開示されません。そのため、カーナビゲーションの到着予測時間は全くあてにならなくなります。
また、もうひとつの盲点が「羽田空港周辺の一般道規制」です。高速道路が遮断されたことで羽田空港へ向かう一般車やタクシーが国道15号や357号へ一斉に殺到し、高速道路以上のボトルネックが発生します。飛行機のフライトを控えている場合、「首都高が止まっているからタクシーで下道を走る」という判断は、致命的な乗り遅れを招く典型的な罠となります。