湘南学院野球部メンバーの構成比を詳細に分析すると、チームの独自性が際立ちます。全国各地から中学生を集めるスカウティング主導の学校とは異なり、湘南学院野球部出身中学の約8割以上が神奈川県内の中学校およびクラブチームで占められています。
具体的には、横須賀三浦地区、横浜南ボーイズ、横浜泉中央ボーイズ、湘南クラブポニーといった県南・湘南地区の有力硬式クラブチーム出身者が中核を成しています。加えて、地域の中学校軟式野球部でエースや主軸を務めた原石タイプの選手を積極的に受け入れている点も見逃せません。
中学時代に全国大会へ出場したエリート選手だけでなく、「体格や技術の伸び代が大きい選手」を見出し、高校入学後の徹底したフィジカル強化とフォーム矯正によって主力へと育て上げます。出身チームの看板にとらわれないオープンな選手起用が、部内における健全な競争意欲を維持し、夏に向けてチーム総合力を急上昇させる好循環を生み出しています。