Q1:精神疾患で一人暮らしをしていると、2級以上の等級判定は難しいですか?
A1:かつては単身生活=自立可能とみなされやすい傾向がありましたが、現在の精神障害判定ガイドラインでは「一人暮らしであっても、実際には家族が頻繁に通って家事を代行している」「ヘルパーや訪問看護の介入がある」「配食サービスに頼り切っている」など、周囲の支援なしには生活が破綻する実態が診断書に明記されていれば、十分に2級以上の判定対象となります。
Q2:更新時に等級落ち(支給停止や降級)になってしまう典型例は?
A2:更新用の診断書(障害状態確認届)において、前回認定時と比べて日常生活能力のチェックが「できる」方向にシフトしていたり、一般就労でフルタイム勤務を開始した事実が配慮の記載なしに書かれている場合です。更新前には主治医と現在の生活状況を改めて丁寧にすり合わせる必要があります。
Q3:初診日の病院がすでに廃院しておりカルテがありません。もう諦めるしかありませんか?
A3:決して諦める必要はありません。2番目以降に受診した病院のカルテに初診病院名や受診時期の記載(病歴の引用)があれば有力な証拠となります。また、当時の診察券、健康保険の傷病手当金受給記録、お薬手帳、知人や同僚による第三者証明などを組み合わせることで、初診日を特定・証明できる道が残されています。