ボークの条件は多岐にわたるが、実際の試合で頻出するパターンはある程度限られている。特に覚えておきたい代表的な4つのケースを整理した。
筆頭に挙げられるのが「セットポジションでの完全停止違反」だ。投手は捕手からのサインを受けた後、両手を胸の前などで確実に静止させなければならない。この静止が甘く、流れるように投球動作へ入ると即座にボークとなる。
次に多いのが「自由足の偽投」だ。牽制球を投げる際、足を踏み出した方向とは異なるベースへ投げたり、一塁や三塁へ投げるフリをして投げない動作を行うと反則になる。
さらに「マウンドのプレートに足を触れたままの落球」も典型例だ。ボールをうっかり手から滑り落としただけでも、プレートを踏んでいれば走者の進塁が認められる。
最後に「投球動作の中断」だ。一度投げ始めようとした体を途中でピタリと止める行為は、打者や走者を極度に惑わすため厳しく禁止されている。