最もハードルが高いのが洋菓子への渇望だろう。生クリーム、バター、ショートニング。これらは潰瘍性大腸炎の弱った腸粘膜にとって強烈な刺激となり、寛解期であっても過剰摂取は再燃の火種になりかねない。
そこで台頭しているのが、米粉や豆腐、豆乳メレンゲを巧みに活用したノンオイルのシフォンケーキや焼きドーナツだ。油分を使わずとも、バナナの自然な糖度と粘度でしっとり感を演出したクラフトパウンドケーキなど、乳化剤や香料に頼らないピュアなクラフトスイーツがオンラインを中心に充実している。洋菓子のリッチな口当たりを諦める必要は、もはやない。