大手ネット掲示板(5ちゃんねる等)、受験生向け質問サイト(Yahoo!知恵袋)、スタディプラス等の学習記録アプリにおける数千件のリアルな口コミを精査すると、本書に対する受験生のリアルな評価と、つまずきやすいポイントが鮮明に見えてきます。
【肯定的な評価・成功体験談】
「共通テスト模試で漢文が15点前後をさまよっていたが、秋に『早覚え』を3周回して過去問演習に入ったところ、本番で46点を叩き出せた。いがよみ公式のリズムが頭に染み付いて、選択肢を切るスピードが別次元になった」(国公立大工学部合格者手記より)
「とにかく薄くて挫折しない。分厚い参考書を買って途中で放置するくらいなら、これを10日で完璧にしたほうが100倍有意義。理系にとって漢文にかける時間を最小化できたのは最大の勝因」(私立理工学部進学者)
【批判的な評価・現場の違和感】
「著者の独特な語り口や『ウラ技』的なノリが合わない人には生理的にキツいかもしれない。真面目に文法構造を最初から理解したい人にとっては、なぜその読みになるのか理屈が省かれているように感じてストレスが溜まる」(大手予備校生アンケートより)
「早稲田大学法学部や東京大学の漢文を解くには、これ1冊では語彙や思想背景の知識が足りない。マーク模試の点数は伸びるが、難関大記述の和訳で減点されない答案を作るには、結局もう一段上の問題集が必要だった」(難関国立文系合格者)
現場の声から浮き彫りになるのは、本書が「入試実戦特化型のマシーン」として極めて優秀である反面、古典文学としての教養や深い語源的探求を求める受験生にとっては、その割り切りが軽薄に見える場合があるという点です。しかし、限られた期間で「点を取る」ことだけを目的化した場合、このドライな割り切りこそが最強の武器として機能しています。