Perfumeの物語は、広島県のアクターズスクール広島(ASH)で幕を開けた。創設メンバーである西脇綾香(あ〜ちゃん)と樫野有香(かしゆか)に、後に大本彩乃(のっち)が合流することで、グループの骨格となる最強のトライアングルが完成する。当時の彼女たちは、地元の商業施設やイベント会場に設けられた小さなステージを回り、自ら手配りのチラシを配ってファンを集める地道な日々を送っていた。
単なるローカルアイドルにとどまらない圧倒的なパフォーマンス力とダンスのキレは、すでにこの頃から群を抜いていた。上京の機会を掴み、大手芸能事務所である株式会社アミューズへの所属が決まった際、関係者の期待は非常に大きかったという。しかし、東京での生活は決して平坦なものではなかった。インディーズ時代の秋葉原を中心とした泥臭い活動は、後の大飛躍を支える強靭なメンタリティを育む貴重な充電期間となったのだ。