なぜマクドナルドはこれほどまでに熱狂を生むプロモーションを仕掛け続けるのか。その背景には、緻密に練り上げられたマーケティング戦略の歴史がある。かつて日本マクドナルドホールディングスのトップとして指揮を執ったサラ・L・カサノバ氏は、徹底した顧客目線への回帰と店舗体験の刷新を断行し、ブランドのV字回復を成し遂げた。
その後、ブランドアンバサダーとして俳優の木村拓哉氏をCMに起用した親しみやすくインパクトのある連続施策は、幅広い世代の心を掴み、店舗への足足を一気に加速させた。「金のマックカード」に代表されるインパクト抜群のプレゼント企画は、単なる一時の話題づくりではなく、ユーザーのブランドへの熱量を最大化させる重要な施策として今も受け継がれている。