相対度数とは?度数との違いから計算公式・活用法まで徹底解説

相対度数とは?度数との違いから計算公式・活用法まで徹底解説

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統計学やデータ分析において、頻出する基本用語が「度数」と「相対度数」です。日常会話で使う「度数」といえばアルコール濃度や眼鏡のレンズの強さを思い浮かべがちですが、統計における度数(frequency)とは、「ある特定の区間(階級)に含まれるデータ全体の個数や人数」を指します。例えば、テストで80点以上90点未満をとった生徒が5人いた場合、その階級の度数は「5」となります。

一方の相対度数(relative frequency)とは、「データ全体の個数に対して、その階級の度数が占める割合」を表した数値です。調査現場や教育機関を取材すると、多くの学習者が「人数(度数)を数えれば十分ではないか」という疑問に直面します。それにもかかわらず、現場が相対度数を使う理由は極めて明快です。それは「母集団のサイズが異なるグループ同士を、同一の尺度で公平に比較するため」にほかなりません。

具体的な例を挙げましょう。30人クラスのA組において「読書時間3時間以上の生徒が15人」いた場合と、120人在籍する学年全体のBグループにおいて「読書時間3時間以上の生徒が30人」いた場合を想定します。度数だけで比較すると、30人のBグループの方が読書好きが多いように錯覚します。しかし、全体に占める割合を割り出すと、A組は0.50(50%)、Bグループは0.25(25%)です。真に読書習慣の定着率が高いのはA組であるという客観的事実は、相対度数というフィルターを通して初めて浮き彫りになります。

中川 明日香
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中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。