志望動機がどうしても書けない、あるいはアピールすべき実務経験が豊富にある場合、最もスマートな解決策は志望動機欄なしの履歴書テンプレートをあらかじめ選択することです。履歴書の形式には法律上の絶対的な義務付けはなく、応募先の指定がない限り、候補者自身が最適なレイアウトを選択する権利を持っています。
履歴書用紙には大きく分けて、従来の「JIS規格」と、現代の多様な雇用形態に合わせた「一般用(厚生労働省推奨様式など)」が存在します。これらを取り違えると、自分にとって不利な記入欄と格闘する羽目になります。
厚生労働省が2026年に公表した新たな履歴書様式例では、性別欄の任意化とともに、志望動機欄が従来の半分程度に縮小され、「志望動機、自己PR、趣味・特技等」を応募者が選んで書く形式になりました。求人サイト等で履歴書無料ダウンロードA4サイズを検索すれば、志望動機欄が存在せず「職務要約」や「活かせるスキル」に枠が割り振られたテンプレートが容易に入手できます。動機が書けないのであれば、空欄を作るのではなく「その枠自体が存在しない様式」を選ぶのが、現代の就職活動における賢明なアプローチです。