そもそも、なぜこれほどまでにマラソンの真偽が議論されるのか。それは、この番組が「チャリティ」を掲げているからに他ならない。善意の寄付金を募る番組において、もし嘘や誤魔化しがあれば、それは単なるバラエティ番組の演出の失敗では済まされない。信頼性の崩壊を意味する。
「誰が何のために走っているのか」「募金は本当に正しく使われているのか」という根本的な疑問が、マラソンの疑惑をきっかけに噴出する。走る行為そのものが、番組のシンボルとして機能しなくなれば、チャリティ番組としての存在意義そのものが問われることになるだろう。