異様な食事の後、ファンに課されたプログラムは「清里の巨大迷路」の踏破でした。標高の高い高原特有の蒸し暑さと曇天の中、精神的に打ちのめされた男性ファンたちが、出口を求めて木製の巨大迷路を黙々とさまよう光景が繰り広げられました。「自分は何のためにここに来たのか」「人生の迷路に入り込んだのはどちらか」という実存的な問いが、ファンの頭をよぎったといいます。
さらに「大人の七夕祭り」というコンセプトに基づき、参加者全員に七夕の短冊が配られました。そこに書かれた願い事は、本来であればアイドルの未来や自身の幸福を祈るはずのものでしたが、集まったメッセージは「圭織、おめでとう」「元気な赤ちゃんを産んでね」という、ファンたちの血を吐くような祝福と諦念が入り混じった言葉で埋め尽くされました。
フィナーレとして行われた記念撮影では、笑顔を浮かべる飯田圭織を中心に、顔面蒼白のファンたちが取り囲む構図が完成しました。当時流出したとされる集合写真には、アイドルの晴れやかな表情と、背後に映るファンの生気のない瞳のコントラストが生々しく刻まれており、ネット上に計り知れない衝撃を与えました。