発熱で腰が痛いのはなぜ?危険な腎盂腎炎の兆候と受診科の完全ガイド

発熱で腰が痛いのはなぜ?危険な腎盂腎炎の兆候と受診科の完全ガイド

発熱で腰が痛いのはなぜ?危険な腎盂腎炎の兆候と受診科の完全ガイドについて重要なポイントを解説いたします。最新の情報をお届けします。

Q1:ぎっくり腰で微熱(37℃前半)が出ることはありますか?
A1:急性腰痛症(ぎっくり腰)の激しい筋組織損傷により、軽度の局所炎症反応として37℃前後の微熱が出る可能性はゼロではありません。しかし、37.5℃以上の発熱や、平熱を超える熱が丸一日以上続く場合は、ぎっくり腰以外の原因(脊椎の感染症、腎盂腎炎、内臓疾患)を疑うのが医学的な常識です。「ぎっくり腰だから熱が出た」と自己完結せず、発熱がある時点で必ず医療機関を受診してください。

Q2:腰が痛くて熱があるとき、ロキソニンやカロナールを飲んで様子を見てもいいですか?
A2:受診前の自己判断による解熱鎮痛薬の服用は推奨されません。薬の効果で一時的に熱が下がり腰痛が和らぐと、病気が治ったと錯覚して受診が遅れ、細菌が全身に回って敗血症へ悪化する恐れがあります。また、腎盂腎炎など腎機能が低下している状態でロキソニンなどのNSAIDsを飲むと、急性腎不全を誘発するリスクもあります。どうしても痛みが耐え難く病院へ向かうまでの応急処置として服用する場合でも、診察時に「何時何分に何を何錠飲んだか」を医師へ正確に伝えてください。

Q3:休日や夜間に発熱と腰痛がひどくなった場合、朝まで待つべきですか?
A3:38.5℃以上の高熱、ガタガタ震える悪寒、背中を叩くと激痛が走る、吐き気で水分が摂れない、痛くて動けないといった症状がある場合は、翌朝まで待つべきではありません。急激に病状が進行し、数時間で血圧低下や意識障害を来たすリスクがあります。夜間休日診療所や救急外来(ER)を直ちに受診するか、判断に迷う場合は「#7119」(救急安心センター事業)に電話相談し、必要であれば躊躇なく119番で救急車を要請してください。

渡辺 美咲
Author

渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。