社会人が限られた時間の中で一陸技を一発突破するのは容易ではありません。ここで知っておくべき戦略が、制度として用意されている第一級陸上無線技術士 科目免除のフル活用です。
電波法施行規則に定められた免除規定は多岐にわたります。代表的な制度を整理しましょう。
- 科目合格の留保(3年ルール):合格した科目は翌期から数えて連続5回(3年間)免除される。初回に「無線工学の基礎」「法規」を取り、次回に「無線工学A」「無線工学B」を仕留める「2回分割作戦」が社会人の最も堅実な勝率を叩き出している。
- 電気通信主任技術者による免除:電気通信主任技術者(伝送交換主任技術者・線路主任技術者)の資格保有者は、申請により「無線工学の基礎」および「法規」の試験が免除される。
- 一定の実務経験および大学単位:大学の理工学部で総務大臣の指定する科目を履修・卒業し、所定の実務経験を経ることで一部科目が免除されるルートが存在する。
この科目免除戦略を組み立てる上で基準となるのが、第一級陸上無線技術士 2026年最新日程です。例年、日本無線協会が実施する国家試験は以下のサイクルで進行します。
- 2026年7月期試験:申請受付:2026年5月上旬〜下旬 / 試験実施:2026年7月上旬(2日間にわたり実施) / 合格発表:2026年7月下旬〜8月上旬
- 2027年1月期試験(2026年度第2回):申請受付:2026年11月上旬〜下旬 / 試験実施:2027年1月中旬 / 合格発表:2027年2月上旬
7月期試験を目指すのであれば、前年の秋から冬にかけて「無線工学B」または「無線工学の基礎」の数式理解に着手し、直前の2ヶ月を「無線工学A」の規格暗記と「法規」の過去問演習に充てるのが最も脱落を防ぐタイムラインです。