流行の移り変わりが激しい音楽シーンにおいて、20年以上前の楽曲がチャートの上位に食い込んでくる現象は極めて稀だ。きっかけは、今年開催された国際大会でメダルを獲得した若き日本人選手が、レース直前のルーティンとしてこの曲を聴いていたと明かしたことだった。
この発言を機に、SNS上では「自分にとっての勝負曲」として同曲をシェアする動きが爆発的に広がった。かつてリアルタイムでアテネ五輪を観ていなかった10代や20代の若者たちが、ストリーミングサービスを通じてこの楽曲の持つ圧倒的なエネルギーに「再発見」の形で触れている。