Q1:のの字橋を車で走るとき、下り坂でブレーキを踏み続けると危険ですか?
A1:極めて危険です。フットブレーキを連続して踏み続けると、摩擦熱によってブレーキ液に気泡が生じる「ベーパーロック現象」や、ブレーキパッドが過熱して摩擦力を失う「フェード現象」を引き起こし、制動不能に陥る恐れがあります。走行時はギアを「2速」「L」「Bレンジ」などに落とし、エンジンブレーキやEVの回生ブレーキを主軸にして速度を抑えながら走行してください。
Q2:なぜ「のの字橋」は全国どこにでもあるわけではなく、特定の地域に集中しているのですか?
A2:平野部では高低差を克服する必要がないため作られません。急峻な山肌が海岸や河川のすぐ近くまで迫り、谷戸や渓谷といった狭隘な敷地しかない山岳地域(伊豆半島、秩父山地、中国山地、三浦半島など)においてのみ、空間を立体活用して勾配を緩める唯一の手段として集中的に採用されたためです。
Q3:歩行者や自転車でものの字橋を通行することはできますか?
A3:橋の道路規格によって異なります。例えば横須賀の「十三峠陸橋」は生活道路のため歩行者や自転車も通行可能ですが、伊豆の「河津七滝ループ橋」は自動車専用道路に近い構造となっており歩行者・軽車両の通行は禁止されています。各自治体や現地の道路標識を必ず事前に確認してください。