埼玉西武ライオンズの平良海馬が達成した39試合連続無失点は、日本プロ野球史にその名を永遠に刻む快挙となった。それまで阪神タイガースの守護神として君臨した藤川球児が2006年に打ち立てた38試合という偉大な記録を、15年ぶりに塗り替えた瞬間だ。
平良の強みは、160km/hに迫る最速ストレートと、打者の手元で鋭く変化するカットボールやスライダーの組み合わせにある。ランナーを背負っても動じない強靭なメンタルと、相手の狙い球を外す配球の冴え。圧倒的なパワーで押し切るスタイルでありながら、一瞬の隙も見せない集中力が、前人未到の39試合連続無失点という伝説を生み出した。