沖縄名物A&Wの真実!本土未進出の理由とルートビア人気の秘密

沖縄名物A&Wの真実!本土未進出の理由とルートビア人気の秘密

沖縄名物A&Wの真実!本土未進出の理由とルートビア人気の秘密の概要と注目ポイントを一挙に解説しました。

日本のファストフードの歴史を語る際、1970年のケンタッキーフライドチキンや1971年のマクドナルド日本1号店(銀座)が引き合いに出されるケースが目立ちます。しかし、実質的な日本最古のチェーン店は、1963年11月に沖縄県北中城村にオープンしたA&W屋宜原(やぎばる)店です。当時の沖縄はアメリカの施政権下にあり、車社会の到来とともに米軍関係者や地元の人々を受け入れるドライブインとして幕を開けました。

創業者のロイ・アレンとフランク・ライトの頭文字から名付けられたA&Wは、アメリカ本国では1919年にカリフォルニア州で創業された老舗ブランドです。沖縄進出にあたっては、米国本国と直接契約を結び、当時の最先端だったモータリゼーション文化をダイレクトに移植しました。看板のアルファベットを自然と短縮して呼ぶ沖縄の言葉遣いから、親しみを込めて「エンダー」という固有の呼称が定着した経緯があります。

1972年の本土復帰以降、多くの米国系企業が再編を迫られるなか、A&Wは地元資本のエイアンドダブリュ沖縄株式会社として独立した経営基盤を確立しました。米軍基地のゲート周辺から島内全域へと店舗網を広げ、単なる外来チェーンではなく「沖縄のソウルフード」としての地位を揺るぎないものにしていったのです。

井上 凛
Author

井上 凛

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。