公私の境界線が完全に曖昧化した現代において、企業が従業員のソーシャルメディア利用にどう向き合うべきかという問いは、今なお結論の出ない難問であり続けている。業務時間外のプライベートな発信活動をどこまで企業が規制できるのか。個人の表現の自由を守りつつ、自社の機密情報やレピュテーションリスクをどう防衛するのか。
教訓は明快だ。どれほど卓越したサイバー防御システムを導入しようとも、最大の脆弱性は常に「人間の心」にある。正義感をこじらせた内部犯行者が一人存在するだけで、巨額の投資で築き上げた企業の信頼は一夜にして灰燼に帰す。10年以上前のあの騒動を、単なる過去の珍事として笑い飛ばすことはできない。それは、今この瞬間もあらゆる組織の足元で口を開けている、倫理の落とし穴そのものなのだ。 (出典: ぱよぱよ ち ー ん(Yahoo!ニュース))
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