NEWSの絶対的センターとしてグループを牽引しながら、2006年には『抱いてセニョリータ』でソロアーティストとしてもミリオンヒットを記録。昭和歌謡のエッセンスを大胆に取り入れたタイトなリズムの上で、どこか湿度のある低音ボイスを響かせた。ステージの中央で一人、スポットライトを一身に浴びる姿には、若さゆえの孤高な凄みが漂っていた。
だが、その華やかな成功の裏で、彼は常に自身の表現と闘っていたように見える。容姿を絶賛されればされるほど、それ以外の何かを証明しなければならないという焦燥感。2008年に始まった『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』の藍沢耕作役は、そうした内面のストイシズムが完璧に結実した名作だ。感情を押し殺し、冷静沈着に医療の最前線に立ち向かう青年の孤独。贅肉を削ぎ落とした眼差しは、アイドルという枠組みを軽々と飛び越えていた。