日劇の閉館後、ファンが最も関心を寄せたのが「有楽町マリオン9階・11階の跡地がどうなるのか」という点でした。現在、この歴史的空間は全面的なリノベーションを経て、次世代型のエンターテインメント複合フロアとして完全に生まれ変わっています。
2018年12月、旧日劇跡地にグランドオープンを果たしたのが「コニカミノルタプラネタリア TOKYO」です。日本初のツインドーム型プラネタリウム施設として設計され、かつて映画を上映していた空間は、高解像度映像ドームと多目的デジタルドームシアターへと転換されました。星空とデジタルアートを融合させたプログラムや、飲食・アルコールを楽しみながら鑑賞できるプレミアムシートが配置され、大人のためのエンタメ空間として高い稼働率を維持しています。
さらに、同フロア内には多目的劇場ホール「ヒューリックホール東京(HULIC HALL TOKYO)」(約900席規模)が開設。音楽ライブ、演劇、各種ビジネスカンファレンスなどに対応するフレキシブルなホールとして活用されており、旧日劇が持っていた「人が集い、ステージを見つめる」というエンタメの遺伝子は、形態を変えながら現在も有楽町マリオンの中で脈々と受け継がれています。