南斗獄屠拳の真実|ケンシロウに七つの傷を刻んだ奥義の威力と敗因

南斗獄屠拳の真実|ケンシロウに七つの傷を刻んだ奥義の威力と敗因

南斗獄屠拳の真実|ケンシロウに七つの傷を刻んだ奥義の威力と敗因の重要ポイントを解説します。最新トレンドがチェックできます。

ファンの間で長年議論されてきたのが、「獄屠『拳』と名乗りながら、劇中のビジュアルはどう見ても飛び蹴りではないか」という疑問です。コミックスのコマ割りを見ると、シンは空中に飛び上がり、交差するように蹴りを放っています。

この謎に対しては長年「蹴りの瞬間に超高速の手刀を同時に振り抜いている」「衝撃波を足先と手先から放っている」といった推察が語られてきました。しかしこの論争に終止符を打ったのが、原作者である武論尊氏自身による発言です。パロディ作品『DD北斗の拳』の公式ソング(原作者自ら作詞)において、堂々と「手足を手刀切り 南斗獄屠拳」というフレーズが盛り込まれ、公式に手足を併用した同時切断技であることが公認されました。

また、テレビアニメ版における変更点も見逃せません。南斗獄屠拳 アニメ 違いを調べると、アニメ第22話で再戦が描かれた際、技名が「南斗獄殺拳(なんとごくさつけん)」へと差し替えられています。当時の東映動画関係者の証言や当時の放送基準を振り返ると、「屠る(ほふる)」という漢字が放送禁止用語・不快用語の基準に抵触する恐れがあったため、より一般的な「殺」に変更されたという経緯があります。原作ファンにとっては南斗獄屠拳こそが至高の響きですが、アニメ世代には獄殺拳の名も深く根付いています。

中村 さくら
Author

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。