名古屋外国語大学のオープンキャンパスで中核をなすのが、各学部の特色を凝縮した体験型プログラムです。特に受験生からの関心が集中する2大看板学部のプログラムについて、現場の取材データを検証します。
まず、名古屋外国語大学外国語学部模擬授業では、英米語学科・フランス語学科・中国語学科などの教員が登壇し、実際の大学講義さながらのセッションが展開されます。特筆すべきは、オールイングリッシュで進められる参加型のアクティビティです。単に教壇からの講義を聴講する受動的な形式ではなく、隣り合った高校生同士や在学生スタッフと即座にディスカッションを行う構成となっており、「ついていけるだろうか」という不安を抱えていた参加者も、授業が終わる頃には目を輝かせている姿が印象的です。
一方、近年急速に志望者を伸ばしている名古屋外国語大学世界共生学部体験講座では、より実践的なグローバル課題へのアプローチが提示されます。国際関係、多文化共生、SDGsや地域紛争などをテーマに、グループワークを通じて解決策を模索するプログラムが組まれています。参加者からは「答えが1つではない問題に対して、異なる文化的背景からどう向き合うかを深く考えさせられた」という手記が寄せられており、単なる語学力の習得にとどまらない、論理的思考力と国際感覚を問う講義のレベルの高さが浮き彫りになっています。