ネット上の掲示板やSNSでは「甲子園出場のために全国からスーパー中学生を買い集めたのではないか」という噂が散見されますが、これは事実と全く異なります。球歴ドットコムや公式登録メンバー表を確認すると、登録選手の大多数は地元・愛知県西三河地域(豊田市、岡崎市、みよし市、刈谷市など)の公立中学校軟式野球部、もしくは県内のシニア・ボーイズリーグ出身者です。
中学時代から世代別日本代表や全国制覇を経験していたような華々しい経歴を持つ選手はごく稀で、むしろ「あと一歩で県大会を逃した」「中学時代は控え投手だった」という選手が多数を占めています。高校入学後のウェイトトレーニング、食事管理、田中監督による投球フォーム修正を経て球速が10km/h以上伸びた選手が複数現れるなど、まさに自前の育成システムが機能した結果です。
また、気になる卒業生の進路実績も極めて手厚い傾向にあります。杜若高校は名鉄グループ傘下の学校法人名鉄学園が運営しており、就職・進学の両面で強いパイプを有しています。野球部OBの進路は愛知大学野球連盟所属の有力大学(名城大学、愛知学院大学、中京大学、中部大学など)を中心に、首都圏や関西の大学硬式野球部、名門社会人野球チーム、さらには名鉄グループをはじめとする安定した企業への就職など、堅実で多岐にわたる出口が確保されています。