嵐のアルバムを語る上で外せないのが、作品ごとに提示されてきた明確な「コンセプト」だ。単にシングル曲を集めるのではなく、1枚のアルバム全体を通して巨大なエンターテインメント・ショーを作り上げる手法は、後のライブ演出とも深く連動していた。
例えば、デジタルと人間性の融合をテーマにした作品や、日本の伝統美と現代ポップスを融合させた試みなど、テーマの多様性は群を抜いている。各時代の作品を順番に聴き進めることで、当時の日本社会の空気感や、彼らが発していたメッセージの深さをダイレクトに追体験することができる。