ネット上のQ&AサイトやSNSで頻繁に議論されるのが、「ポムの樹のLサイズはシェア禁止なのか?」という問題です。この噂の背景には、店舗の利用規約やマナーに関する決定的な誤解が存在します。
「シェア禁止」の噂の真相は「ワンオーダー制」の誤認
取材および飲食チェーンの標準オペレーション調査によると、ポムの樹各店では基本的に「1人1品以上の注文(ワンオーダー制)」が定められています。ネットで「シェアを断られた」と投稿しているケースの大半は、「2人〜3人で来店し、Lサイズ1皿だけを注文して全員で分け合おうとした」ケースです。
店舗側からすれば、席を占有しながら客単価が1人分にしかならない注文方法は営業上の重大な損失となります。したがって、同伴者がそれぞれ別のオムライスやサイドメニュー、ドリンクセット等を1品以上注文している状態であれば、Lサイズを取り皿でシェアすること自体は問題ない店舗が大多数です。
ただし、ランチタイムの混雑時など、店舗によってはグループ利用時のシェアに関する個別ルールを設けている場合があるため、注文時にフロアスタッフへ一言確認するのが確実です。
食べ残したLサイズの「持ち帰り(ドギーバッグ)」は原則不可
「食べきれなかったら持ち帰り用の容器をもらえばいい」と安易に考えている方は、厳重な注意が必要です。ポムの樹では、店内で食べ残したオムライスの持ち帰りは原則として一切認められていません。
その理由は極めて明確で、「食品衛生上のリスク回避」にあります。オムライスの象徴である「半熟のふわとろ卵」は、加熱殺菌された固ゆで卵に比べて菌が繁殖しやすいデリケートな食材です。客が持ち帰った後の保管温度や消費期限を店舗側が管理できない以上、食中毒事故の発生を防ぐために持ち帰りを一律禁止とするのは、現代の飲食チェーンとして極めて誠実かつ標準的な対応です。