ほしい物リストの身バレ問題は、リストを公開している「受取人」側だけの問題ではありません。むしろ、応援する気持ちで差し入れを購入した「送る側(購入者)」の身元が丸裸になる事例が急増しています。これこそが送る側の住所が相手にバレる真相です。
最大のトラップは、決済画面における請求先住所と配送先住所の違いの処理です。商品をカートに入れ、配送先として相手のほしい物リストを選択した後、クレジットカード決済に進むと「請求先住所」の確認画面が表示されます。ここで自身の登録住所(自宅など)を選択した上で、注文手続きの「ギフト設定」を有効にしていると、同梱される納品書に「送り主:〇〇(本名) 住所:〇〇」と明記されて相手の元へ届いてしまいます。
さらに、近年警戒されているのが配達完了通知と追跡番号の危険性です。配送状況を知らせるメールやアカウントの注文履歴から配送業者の追跡ページへ飛んだ際、中継拠点や管轄する配達営業所(例:「○○営業所 配達中」)が表示されることがあります。ここから購入者側の生活圏や発送地域が相手に推測されるケースは少なくありません。
また、近年の配送オプションである置き配指定と身バレ防止策の関係性も軽視できません。置き配完了時に撮影される「配達完了写真」に、周囲の表札や特徴的な建物が写り込み、受取人のプライバシーが脅かされる事例がある一方で、送り主側が予期しない形で相手の居住環境の詳細を知り得てしまうというモラル上のトラブルも顕在化しています。プレゼントを送る側も、専用のサブアカウントを用意するか、ギフト設定の挙動を完全に把握していなければ、匿名での支援は成立しません。